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春雨春分「花と龍」

2008ハナダイコン

温泉に行ってみたり一日中テレビでいろんなボンドの007を見てみたり
喫茶店の開店祝いを探しに出かけたり油まみれだった薬缶を磨いたりと
相も変わらぬ日々をのうのうと暮らす。
毎日見ている「ちりとてちん」ももうすぐ終わってしまうなあ。

厳しくなって来た花粉も、家に籠っていればそれほどでもなく
くずかごはものすごい勢いで鼻水テッシュに埋め尽くされるけど
体の穴という穴がかゆくて死にそうだったおととしに比べれば、はるかにまし。

ベランダから見える桜の蕾もだいぶほころんできた。
植木鉢のハナダイコンもいつの間にか咲いている。

花と龍久しぶりに都心へでかけた今日は雨降り。
それでもフィルムセンターは結構な混雑。
5時からの上映は「日本侠客伝 花と龍」で、その後山根貞男とマキノ佐代子(長女)のトークショー付きだから当然か。3時半に着いてずっと本を読んで待っていたら首が凝った。

高倉健を売り出すために始まった「日本侠客伝」シリーズの第9作目。玉金(高倉健)とおまん(星由里子)が夫婦になって組を持つまでの話。気丈なおまん役の星由里子のはじらう恋模様、よかったなー。壷振りお京に藤純子。清純少女の頃しか見たこと無かったけど、1969年のこの映画では画面に映るだけで妖艶無比。ぞわわと鳥肌が立つ。


上映後のトークショーも至福。
「家庭での父としてのマキノ監督は」というテーマからはじまって
いつしか暴きだされた、映画が空気のようなマキノ一家。
ほんとに山根貞男は核心を引き出すのがうまい。
でも、これからどんどん面白くなる、というところでタイムリミット。
客席のマキノ夫人と次女の加代子さんや、澤井信一郎監督も紹介された。
10年前のフィルムセンターでのジャン・ルノワール映画祭の時の
フランソワーズ・アルヌールの舞台挨拶で感じた、
同じ空間に居られる喜び再び。
映画的な幸福って、なんて説明すればいいのだろうか。

家に帰って録画しておいた世界フィギュアを見る。
キム・ヨナ不調で残念だけどやっぱり可憐。
コストナーは見るたびに良くなって行く気がする。

ネットを見ていたら佐藤真監督が、昨年秋に飛び降り自殺をしたと知り
かなり衝撃を受ける。躁鬱病を煩っていたそうだ。
昔映画に感動したことを手紙に書いたら、ご丁寧な返事を頂いて驚いた。
大島渚が小川紳介の田んぼを尋ねるドキュメンタリー映画の上映会を
ご案内してもらい、上映後にいろいろお話を伺ったことなどを思い出す。
あの手紙、どこにしまってあるんだろう。

厚かましくも逞しい、健全な人々の悪意無きワガモノガオの振る舞いに
傷つけられることを怖れ遠ざけ、ひとりぬくぬく安穏を貪る虚弱ぶりっ子も
いい加減、大概にせえっちゅー話か。

気がつけば午前四時。眠いわけだ。



関連text:
 「次郎長遊侠伝 秋葉の火祭り&天城鴉」
 「丹下左膳 乾雲の巻・坤竜の巻・昇竜の巻」
 マキノ雅広生誕百年目
 「藤純子引退記念映画 関東緋桜一家」

関連外部リンク:
 フィルムセンター-上映会情報


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